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June 30, 2005

新番組は着々と

本日、朝から情報番組の打ち合わせ。

その後、ネットTV『ブレスト』のコーナー打ちのため、
出演者の西本彩乃に日テレまで来てもらう。
コーナータイトルは『アヤノのお部屋』
正直、どんなコーナーになるかは彼女次第。
モロモロ話しているうちに、彼女がとんでもないポテンシャルを秘めていることが判明。
不安はすぐに払拭される。はっきりいって、予想以上のモノができそうな予感。
どんなことになるのかは、14日の放送で確認して欲しい。

その後、音楽番組の会議。
この会議は決まることがテキパキと決まり、出ていて気持ちがいい。
あとは数字さえ安定すればいうことなしである。

終わったところで『ブレスト』の総合演出・GONTA氏から連絡。
六本木まで移動し、こまかい構成をつめる。
ほかの担当コーナーも進んでいるらしく、なんとなく一安心。
やっと新番組のカタチがみえてきた。

そうそう、ブレストのトップページもできました。
リンクから飛べますんでみてやってください。

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June 29, 2005

頭が痛い

本日、旗の台でドラマの長い打ち合わせ。
いろいろと話し合い、いろいろ決まって帰還。

その後、もう一本打ち合わせがあったのだが、
異様な頭の痛さのため、電話だけで用件をすまさせてもらう。
そのまま帰還し、晩飯も食わず気を失うように眠る。

だが深夜、みょうに腹が減り起きる。
もちろん頭痛はなおっていた。
そのままカップラーメンなどを食しながら、いくつか原稿をまとめる。

この頭の痛みは仕事のしすぎか?不摂生か?
おそらくどっちもだな。

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June 28, 2005

ジンクス

本日、情報番組の分科会。
その後、ドラマの打ち合わせに向かおうとしたら、突然流れたとの知らせ。
それを横で聞いていた別番組の担当Dが「会議流れたなら、もう一丁仕事を頼む」
断りきれずそのまま拉致。延々、コーナー案を考えさせられる。

結局、帰れたのは夜。
ほかにも宿題があったので、自宅ではなく、地元の喫茶店に赴く。
ここはアイディアが煮詰まったときに必ず訪れる場所。
この店で考えたプロットや企画書は、高い確率で評価されるジンクスがあるのだ。
ただし窓側の右から三番目の席に座らないと、その威力は半減する。

だが残念ながら、その席では肉体労働風の中年が
週刊漫画タイムスというエロ漫画を読んでいた。

結局、いっこうに席をたつ気配がないので、諦めて帰還。
なんちゅーか空回りの一日であった。

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June 27, 2005

そばつゆ

本日、家にこもって台本書き。
途中、近所にある、ちょっとしゃれてる蕎麦屋で昼食。
異様にそばつゆが少ないので、一言いうと
「だったら追加もできます。ただし追加料いただきますが」
「・・・」
「うちは蕎麦本来の味を楽しんでもらうために少なくしてるんですよ」
店の勝手なこだわりを客に押し付けるのはどうかと思う。
その後、そば湯が出されたが、あんまりにもそばつゆが少ないため、
まるでしょうゆを一滴たらした白湯のようだった。

家に帰り、そのまま台本書き。
なんとなく肩がだるいので、はかどらず。


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June 26, 2005

助っ人参上

本日、午前中から私用に追われる。

そのため、打ち合わせに大幅に遅れる。
しかしさらに相手も遅れており、怒られずにすむ。

その後、若手脚本家と打ち合わせ。
彼は以前から近況をメールでやりとりしたり、
芝居を観に来てもらったり、仕事と関係なく連絡をしあっていた。
しかしここ最近のボクの多牌気味の状況と、彼がちょうど手があいていることから、
モロモロをお手伝いしてもらうことになった。
才能あふれる男ゆえ、まことに頼りになる。
今後は切磋琢磨し合ってのし上がろうとひそかに思う。

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June 25, 2005

このブログって・・・

本日・・・

と、ここまで書いてふと思う。

最近、毎日ブログをつけているが、
まったく有益なことが書かれていない気がする。
正直、これを読んでいる人はどう思っているのだろうか。

ボクはこのブログで、意識的に淡々と雑事だけを書くようにしてきた。
だが、もしかするともう少し放送作家として
社会に何かを発信するべきなのか。

たとえば社会を斬るとか、
たとえばテレビ番組のあり方を問うとか、
たとえば放送作家の存在意義を語るとか、

・・・無理だな。
そんなことを考えるとまた更新が滞る。

というわけで本日は、書くべきことがない完全オフ日でした。

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June 24, 2005

現役高校生の告白

昨日からつづいた台本ラッシュ。
結局、すべて終わったのは昼。
そのうちのいくつかは中途半端なまま提出することに。
そういう原稿を見られるときといったら、そりゃあ形容しがたい情けなさ。

そんな状況の打ち合わせを終え、その後、とある番組のための取材に臨む。
取材相手は現役高校生。非常に有益な時間でした。

その後、放送作家・高須さんから呼び出し。
訪ねると、ものすごい顔色の悪さで出迎えてくれた。
この方のお陰で、自分が全然働きすぎていないように感じる。

しばし打ち合わせをしてビールをご馳走になる。
と、とたんに睡魔に襲われる。みると高須さんも同様らしい。
早々に退散し、電車で帰還。
家のドアを開けると同時に爆睡。

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June 23, 2005

怒涛の原稿ラッシュ

本日、定例の会議が三つ。
サクサクッと終わらせ、すぐさま帰還。
怒涛の台本書きがスタート。

まずは情報番組のロケ台本×2。
そしてバラエティの企画案×3。
さらに再現Vの台本×2。
とどめがドラマのプロット・・・

結局、朝までそれは続いた。
つづく。

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June 22, 2005

ラーメンロッカー・KT

本日、ファッションモデルの卵を追うドキュメント番組の打ち合わせ。
渋谷にある事務所におもむく。
着眼点はおもしろい。
だがなかなか壮大な計画。
今後どんな風に作家のボクが関わると
効果的に発展するのかが考えどころ。

つづいてバラエティ番組の打ち合わせ。
藪の中。

と、ちょうど時間があいたので、ラーメンを食おうと店を探す。
だが考えてみれば、ここは渋谷。
渋谷でラーメンといえば、ラーメンロッカー・KTの縄張り。
ということでさっそくKTに連絡し、お勧め店を聞く。

するとどこからともなく疾風のように現れたロックな男・KT。
さっそく案内していただいたのは、
彼のブログにたびたび登場する「すずらん」というお店。

店内に入ると寡黙な大将とにこやかな店長という
アンビバレントなコンビがお出迎え。
すでにおもしろい。
席に着き、KTにお勧めをきくと、
「そりゃ平打ちの味噌でしょう」とニヤリ。
注文し、待つこと数分。目の前に出され、思わず驚愕。

麺、太っ!!

それはそれは想像をはるかに凌駕する麺の太さでした。
通常の麺の20倍はあるかと思われる麺を味噌のスープにつけて食する。
ひとたび口の中にいれれば、モチモチした食感がたまらない。
さらに濃厚なのにあっさりとしたスープとの相性抜群。
感動しながら、完食。
すると残ったスープに出汁を入れてくれるサービス。
まさに最後の最後までおいしくいただけました。
こういうちょっとしたサービスがあると、たまらなくうれしいものです。

お店をあとにし、新番組「ブレスト」のKTのコーナー
「ロッケンロール麺」について、しばし歓談。

このコーナー、一日三食食べるラーメンジャンキーKTが、
ロックな語り口で、ラーメンについてシャウトする、
今までのお店紹介とは一線を画す骨太ラーメン企画。
はっきりいって見ればラーメンを食いたくなるに違いないです!

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June 21, 2005

キザとモデルのバカ企画

本日、情報番組の定例会義だったのだが、
やむを得ない事情が勃発。
申し訳ないが休ませてもらう。

粛々とこなし、夕方から新番組「ブレスト」の会議に出席。
本日は番組の構成をこまかくつめていく会議。
そこで私の新コーナーも決まった。
ひとつは「流山ダビデの日本キザ化計画」
もうひとつは劇団G-Factoryの西本綾乃をつかった「アヤノのお部屋」
彼女、モデルさんもやっていて、なかなかの美形。
内容はどちらもかなりキワドイことをするつもりなので、乞うご期待。

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June 20, 2005

ドラマ・舞台・バラエティから宿題

本日、ドラマの打ち合わせ。
場所が旗の台の制作会社事務所。

局の中でせわしなくやる会議と違い、
アトリエのような空間に、お香がたかれ
実に静かな打ち合わせでございました。

どんなドラマかはまだ書けないし、
どんな携わり方になるかも分からないが、
とにかくやりがいのあるドラマになりそうな予感。

その後、汐留にもどり打ち合わせを三連発。
ひとつはカニさんと、某有名プロダクションの女優をつかった舞台。
しかし最近みんな舞台やるな・・・
さらに定例の会議と個別の会議に顔を出し、
たくさん宿題をもらって帰還。

忙しい一週間になりそうですね。

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June 19, 2005

日本キザ化計画

本日、私的な作業を処理していく。

その後、流山ダビデと打ち合わせ。ネットTV「ブレスト」のワンコーナー
「流山ダビデの日本キザ化計画」について、あーだ、こーだと話し合う。
結局、深夜までダラダラと話し合い、いくつかネタが完成。
何をやるかは番組をみていただきたい。

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June 18, 2005

高須さん

本日、たまっている原稿を書き続けていると
大放送作家・高須光聖さんより連絡がはいる。

「ノンジ、おまえ週末、空いとる?」
「え、まあ、空いてるっちゃ空いてます。っていうか空けます」

実はまったく空いていない。
だが尊敬する先輩の頼みを断る理由がどこにある。

「ほな、ちょっと頼まれてくれへん」
と、ここには書けないお仕事の話。
以前からお手伝いしていたプロジェクトが少しずつ実現に向かっているらしい。
しばし電話で話し、打ち合わせの約束をして切る。

高須さんとは「明日があるさ」以来のお付き合い。
その後も飲みに連れて行ってもらったり、
自宅に招いていただいたり、
無茶苦茶な締め切り期限の仕事をいただいたり、
泣くまで説教されたりと、公私共にお世話になっている。

一緒に仕事をしているとつくづく感じるのが決して妥協しない点。
何かを作っていて「まあ、いいか」という言葉を聞いたことがない。
さらに、あれだけ売れているにもかかわらず、
「なんかおもろいモン作りたいなあ」と口癖のように言っている。
この飽くなき向上心が、体中からつねに立ち上っているようだ。
本当に、作家としてはもちろん人間として、とても勉強させてもらっています。

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June 17, 2005

猛省

本日、汐留で情報バラエティの全体会議。
なんとなく重い空気。

つづいて懇意のディレクターと新たな仕事の打ち合わせ。
内容は、ファッションモデルの卵たちのドキュメント番組。
かなり長い期間、彼女達を追いかけるらしい。良作の予感。

その後、帰還し、本日締め切りの音楽番組の台本書きをしていると、
思わぬ方向から突発的な呼び出し。しかし台本の締め切りが迫っている。
それでもどうしてもそちらに行かねばならない事情があった。

粛々とその用事を終わらせ、帰還。
当然、とっくに締め切り時間は過ぎていた。
すぐに台本の続きを書く。
担当Dから再三連絡が入る。
とにかく謝り、台本を書き続けた。

結局、大幅に遅れて送信。
ボクが遅れたせいでスタッフ全員に迷惑をかけてしまった。
ただ遅れた理由は関係者には申し訳ないが書かない。
それを言い訳には絶対したくない。

ミンナのテレビのスタッフの皆様、
本当に申し訳ありませんでした。

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June 16, 2005

ブレストのブレスト

本日、音楽番組の打ち合わせ後、
来月からはじまるネットTVの初会議。
しかし前の会議が押しまくり、かなり遅れて参加。
いろいろと策を練りながら、焼肉をごちそうになる。
とにかく、この番組、かなりおもしろくなりそうな予感あり。

なんども宣伝するが、初回は7月14日、午後10時より生放送。
番組名は『ブレスト』。このバカ作家の顔が動画でメディア初公開。
もちろん無料で視聴できるので、どうかバカヅラを見てやってください。

会議後、タクシーで帰還。
明日のために種まき企画書を書いて寝る。

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June 15, 2005

役所をまわる旅

本日、私用のために役所をまわる旅。
もちろん書かねばならぬ原稿があるが、
急を要する私用のため、我が街を車で右往左往。

しかし「お役所対応」というのは本当に実在するなあ、とつくづく実感。
簡単な手続なのに、様々な課にたらい回しにされた挙句、
最終的には、一番最初に相談した課で了承された。
おもわず「あの、お仕事しててものすごく効率悪いと感じませんか?」
と嫌味をいうと、「は?」とマヌケ面でメガネをずりあげた役人の顔は、
アルフィーの坂崎にそっくりだった。

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June 14, 2005

パーティーに出席

本日、とあるパーティーにお招きしていただいた。
以前、このブログにもコメントをしてくれた
先輩放送作家のカニリカ先生の出版記念パーティーである。
場所はサッカーの中田選手が所属している
サニーサイドアップという事務所のゲストルーム。
黒いチャイナドレスをお召しになっていたカニさんは実に素敵だった。

しかし考えてみれば申し訳ないことをした。
なにしろ昨日、ブログに書いた企画書はカニさんと共同企画。
実はあの企画書、一昨日の朝が締め切りだったのだ。
なのにあがったのは今日の朝。
ということはパーティー当日だというのに、
カニさんは朝一で企画書をブラッシュアップせねばならなかったのだ。
カニ姉さん、ホントごめんなさい。
そして著書『恋犬診断』ご出版、おめでとうございます。

しかし豪華なパーティーだった。
ゲストはもちろん女優さんや、放送作家さんや、テレビ局のお偉いさまばかり。

そんな中でも『五体不満足』の著者・乙武洋匡さんや、
多くのミュージシャンや女優さんのヘアデザインを担当するマサさん、
さらにはゲームクリエイターの飯野賢治さんとお目にかかれたのが実にうれしかった。
だが次の仕事があるため、ゆっくりできなかったのが非常に残念。
そのかわりズラリと並んでいた食事は一通り食してきた。
美味でございました。

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June 13, 2005

締め切りは重なる

昨日、休んでしまったせいで仕事がずれて大変なことに。
時間割をつくり、まずは簡単な企画書から着手。
すると、明日の会議に出すネタを書かねばいけないことに気付き時間割を変更。
ともかくネタから終わらせようと書き始めていると、
番組スタッフからナレ書きのVがあがったとの連絡をうける。
なんとしてでもナレーション原稿を明日朝一番にはほしいとのこと。
すべての原稿が中途半端なまま。なのにすべての原稿の締め切りが明日朝一。
うむむ、完全にペース配分を間違えた。
どうして、のんびりなんかしたんだ、昨日のおれ。

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June 12, 2005

大型スーパーにて

本日、やるべきことが山積みなのに、やる気が湧かない。
こういうときは休むが吉。
ということで散歩がてらカミさんと徒歩20分ほどにある大型ショッピングモールへ。
そこにはシネマコンプレックスやら、
ファミリー向けの雑貨や洋服店やらがある。

とくに見るべきものもないので、ブラブラと歩き、巨大食料品売り場で買出し。
日曜の午後ということもあり、家族連れでかなり混雑していた。
普段は食料品売り場など来ないお父さんが
買い物カートなど押していて、のどかな光景。
・・・と思ったら、とある夫婦がものすごい大音量で怒鳴りあっていた。

旦那「いいから買えよ、肉」
奥さん「ここ高い。近くのスーパーなら五円安い」
旦那「いいじゃねーか五円くらい!」
奥さん「ダメ。買わない」
旦那「おまえ、なにケチってんだよ!みっともねえ」

怒鳴りあいの末、奥さんはサッサと買い物をつづけ、
旦那は仏頂面で駐車場へ去って行ってしまった。

まったく旦那は、分かっていない。奥さんがなぜ五円にこだわるか。
主婦にとってスーパーの買い物はまさにマネーゲーム。
朝刊の広告をチェックし、タイムサービスの開始時間を知り尽くし、
スーパーというリングの中で、一円でも安くあげるために日夜戦っているのだ。
たまにしか来ない旦那が軽々しくアドバイスできるほど、やわな世界ではない。

皆さんも奥さんと一緒に買い物をする場合は、
カートを押して、黙ってついていきましょう。

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June 11, 2005

ネタ探しの旅

本日、午前中に原稿を一本仕上げて、一休み。
その後、習慣となっているネタ探しのために書店へ。
だがネタを探さず、普通に読みたい本を買ってしまった。
買ったのは佐藤正午の『豚を盗む』(岩波書店)
そのほか雑誌の『編集会議』『宣伝会議』など数冊購入。

その後、番組スタッフから連絡があり、原稿書き。
これが意外と難産。理由は明白だが愚痴になるので書くまい。

深夜に作業が終了し、ドラマの企画書を書くため、マンガ喫茶へ。
なさけないが昨今、ドラマ界はマンガ原作ありきが必定。
しかしゴールデンで放送するドラマの原作をマンガ喫茶で探しているチープって一体・・・
などと考えつつ、めぼしい漫画を探していたが、
結局、少年ジャンプ連載中の『デスノート』を読みふけてしまう。

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June 10, 2005

新番組がインターネットTV『itv24』で!

関東地方が梅雨入りする中、とあるプロジェクトの会議に参加。

実はこれ、今まで一緒に番組をやってきたTVディレクター・GONTA氏が仕掛け人。
そのプロジェクトとは、地上波テレビではなく、インターネットTVでの新番組の立ち上げ。

放送していただくのは、音楽・バラエティ・アニメなど
数多くの番組をもつ大手動画配信サイト『itv24.com』さん。
こちらで7月7日より新番組をやらせてもらうこととなりました。

訂正↑番組は諸事情により7月14日オンエア開始になりました。

番組名は『ブレスト』
コピーライター・フリーライター・デザイナーなど異業種のクリエーターが集まり、
テレビではできない新たなムーブメントを起こすべく、
ブレスト(ブレインストーミングの略。ようは企画会議ね)をしている様子を
リアルタイムで放送しちゃうという実験的かつ無謀な内容なのです。
ボクのお仕事は、番組の全体構成。
さらにクリエイターとして番組に出演することも決定。

ということで、本日は参加するクリエイターの方々と顔合わせ。
いろんな所で活躍する人々なので、仕事をするのがホント楽しみです。
バカ作家のボクの役どころは、当然おバカ・クリエイター。
おもいっきり気楽にやりたいと思っております。

さて、気になる番組の内容は、クリエイターのブレストトークをはじめ、
GONTA氏が主宰をつとめる劇団『G-FACTORY』がメインコンテンツ。
さらに『ポンコツ兄弟』から、謎のパフォーマー・流山ダビデ。
さすらいのラーメンロッカー・KTの出演がコーナー枠で出演決定。

で、スタッフ打ちの後、出演するタレントさん達も合流。
GONTA氏が育てる劇団『G-FACTORY』のメンバーが大集合。
一癖も二癖もありそうな面々をみて、さらにおもしろそうな予感。
劇団の公演に関してはGONTA氏が主宰なのでボクはサポートに徹する。
ただ番組内では「好きに使っていいです」と言われているので、
彼らを使って、テレビではできないことを思う存分やらせてもらいます。
もちろん流山ダビデとKTに関しても同じ。
ちゅうか、かなり気合入れておもしろいものを作らねばいかん。
興味ある方は関連するサイトのリンク張ったので、覗いてみてください。

しかし冗談半分で実験的にやってきたことが、
こんなにも早く実を結ぶとは・・・。
ホント、いろんなことが起こるな、人生は。
ただし前を向いてないと何も起こらんけどね。

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June 09, 2005

半島を出よ・感想

本日も会議の連続。
一本目は昨日サッカーの裏だった番組。
数字は6,2。
仕方ない。仕方ないけど、う~ん・・・。
ただ今のところ誰も下を向いていないと思う。
ボクもスタッフの一兵卒として微力ながら戦うのみ。

二本目以降は短めの打ち合わせを次々に行う。
局内を行ったり来たりしているうち、
しまいには誰と何を打ち合わせているか分からなくなる。
その結果、気がついたら様々な仕事を引き受けていた。
我ながら頼まれるとイヤといえない性格に呆れる。

そういえば、村上龍の『半島を出よ・下巻』も完読。
暴力的に物語の世界に引き込まれた。
彼が書いた同質の物語『愛と幻想のファシズム』や
『五分後の世界』とは違い、リアリティが迸っている。
おそらくこれを書くために徹底的に取材をしたのだろう。
さらに手法も、フィクションを創作するというより、
物語の設定をきめ、ラストシーンまでを頭の中で構築し、
それを事実としてとらえ、ドキュメントルポのように
書いていったのではないだろうか。
とにかくやられたというのが正直な感想。
きっとどこかの局やら製作会社が映像化しようと動いているに違いない。
だが絶対に原作を超えられないから、心から止めてほしいと思う。


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June 08, 2005

生収録はしご

本日、生収録を二本はしご。

一本目は情報番組『クリック』
6月より月火曜日の担当から、水木曜日に移動になったため、
現場の雰囲気の違いを見たかったのだ。
しかしタイトルもセットも同じなのに、まるで別番組のよう感じる。
不思議なものだ。

二本目は音楽バラエティ『ミンナのテレビ』
出演者もだいぶ生になれてきて、かなりリラックスモードで楽しそう。
だが今回は国民的行事ワールドカップ予選・対北朝鮮戦と、丸かぶり。
はたして明日の数字はどうなっているのだろうか・・・。
などと考えつつ、早々に帰還。
なにしろ本番に入ってしまえば作家の仕事は、ほとんどない。
なのに目の前でスタッフが大忙しで働いているのをみると、
性格上、申し訳なくて仕方がないのだ。

帰還後、日本代表が勝ったニュースを眺めつつ、
明日までに仕上げる台本を粛々と書き、一日が終わる。

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June 07, 2005

ご報告

長いこと更新できず申し訳ありませんでした。

5月27日夜11:30、母が亡くなりました。

突然の事故でした。
まだ59歳でした。
あまりにもあっけない逝き方でした。

ボクはずっと母に迷惑ばかりをかけてきました。
今の仕事をはじめたとき、相当心配をかけたと思います。
やっと仕事が忙しくなり、これから親孝行するつもりでした。

しかしもう迷惑をかけることも、
心配をかけることも、
親孝行してあげることもできません。

葬儀には予想をはるかに超える数の人々が参列してくれました。
その方々から、いつも母がボクのことを、
うれしそうに誇らしげに語っていたことをたくさん聞かせてもらいました。

葬儀が終わり、実家で遺品を整理していると、
ボクの書いた芝居のチラシや、携わったテレビ番組のリスト、
賞をもらったときに書いたシナリオが出てきました。

心配しながらも、ボクのことを影ながら応援していてくれたんだと知り、
さらにやりきれない思いでいっぱいになりました。

葬儀の翌日からボクは会議にでました。
その会議は、視聴者のために
楽しいこと・おもしろいことを考えなければなりません。
どれだけ悲しくても、どれだけ辛くても、
それがボクの仕事です。

支離滅裂な文章で申し訳ありません。
明日からは通常のブログに戻ります。

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